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ふじ丸とロイヤルプリンセス


by kobeport
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<   2008年 11月 ( 42 )   > この月の画像一覧

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11 六甲山牧場
乳牛 欧風の厩舎 サイロ 山の牧場。
こんなのが神戸の六甲にあると聞いたらさぞ驚く人も多かろう。
どこかアルペンのそれに似た風光だ。

ー 私は一日 そのチロールアルペンに登った。
色とりどりのウイーゼ ー牧場の花の小径を行くほどに 
牧草の丈も次第に低く 絨毯の花模様はいよいよ美しい。
清水湧く水辺に咲くインチアンの紫も可憐だ。
やがて這松のある岩山を越し 雪の山に辿りつく。
頂に立てば 岩と水と雪と巨岳が厳として目前にそびえ
これに連なる山々が ヨッホとなり ホルンとなって
重畳として遠雲の彼方にかすむ。
まことに雄嶮壮大な景観!
ふりむけば雪境に発して渓深く落ち込む緑の牧場 
羊牛の群 黒い森 積木細工のような村 丘上の古城
教会の尖塔…。
吹き上げるそよ風にグロッケンの音がさわやかにひびくー。

六甲のこれはミニチュア牧場だが エキゾチックな山牧場の
気分をほのかに味わうことは出来よう。

医学博士 中野 理


中野氏は神戸市民病院長をされていました。

神戸にも牧場があります。
それも山上の六甲山牧場。
ここの牛乳はおいしいですね。
弓削牧場のレストランのお料理は森林植物園でも
味わえます。
あ、ソフトクリームも♪
by kobeport | 2008-11-30 22:41 | 神戸 | Comments(0)
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10 森林植物園
森林植物園は神戸市が紀元2600年記念事業として計画
昭和15年6月着工 すでに21年を経過して
樹木も大きくなり 百景中の異色。
都心から奥サイドドライブウェイを通って約20分 
ホコリによごれたアタマの洗濯には正にあつらえむきの
幽邃な場所である。
海抜400メートル余 総面積100万平方メートル 
広さは世界有数 樹種1300種 10万本に余り
アジア地区 アメリカ地区などに分れ 
在来の型をやぶった植物園である。
作品のテーマとなった園の中央にある長谷池では 
宮城のオホリから来た白鳥が毎年ヒナをかえし
クマの放養場 兎の園 クジャクの囲いもあって
 色どりと動きを添えている。
園内には俗悪な広告が一つもなくて気持ちがよい。

市立王子動物園長 山本 鎮郎


今の森林植物園には熊も兎もクジャクもいません。
昭和36年頃にはいたのでしょうね。
今も森林植物園は神戸のオアシスです。
by kobeport | 2008-11-30 22:24 | 神戸 | Comments(0)

山の色づき

山が近いので山の様子で季節がわかるのが
神戸の特色ですね。

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カラフルに色づく今頃と新緑のころが一番きれいです。
神戸の山すそにあるお寺は山を借景にしているところも
多いです。
須磨寺もそうですね。

お寺もそうですが、北野のレストランも山を借景にしたのですよと
おっしゃいました。
そこは天井の下を窓にしていて山々の緑がみえるように
なっていました。(^O^)/
by kobeport | 2008-11-30 22:03 | 神戸 | Comments(0)
神戸百景の随想 NO.9  教育植物園

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9 教育植物園
神戸の街は 相迫る山と海との間にあって 南へ向かって
傾斜しているから 雨が降ると淙々と音をたてて流れ去る。
その新緑嫩葉のころの雨後のすがすがしさを ことに私は愛する。
しかし 天平の歌人に”清き白浜”と賛えられた敏馬浦のあたりも
 今は工場地帯となって 赤い煙が
低くたれこめる日は 息がつまりそうだ。
そんな時でも足を一歩 山手の方へ運べば 空気の味すら
はやくも 変わってくるのを感ずる。
いわんや 修法ケ原まで入り込めば たちまち嵐気につつまれて 
心まで青く染まってしもう。
その奥に教育植物園がある。
そこにはわが国の山野に自生し また植栽された木本・草本の類が 
渡来植物と共に 秩序づけられて並び
日夜 語問い交わしている。
試みに 万葉植物のグループに近よってみれば 
それがみな何らかの意味における有用植物で 単に花の美しさ
だけを賞美されたのでないことを思う時 私は時の経つのを忘れて
 そこに立ち尽くすのである。

神戸外大教授 阪口 保


今も再度山に行くとこんな気分になります。
こんなに都会に近いのに、すがすがしい緑に包まれる。
静かな別世界。
教育植物園は洞川教育キャンプ場の中に入ってしまって
いるのだと思います。
by kobeport | 2008-11-30 11:34 | 神戸 | Comments(0)
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神戸百景の随想 NO.8  修法ケ原外人墓地

8 修法ケ原外人墓地
1951年に神戸市当局は 地元にある各国領事館に 
小野浜外人墓地移転についての同意を求めてきました。
小野浜外人墓地ができたのは1867年にさかのぼり 
港への入口に近くあったのですが ここが市の発展に
つれて建物にとりかこまれて 荒廃した埋葬地になってしまったので
 もっと静かで墓地にふさわしい場所に
移転したらどうかということでした。
阪神国際委員会の監督下に移転がはじまり 1952年には
小野浜のすべてのお墓が再度山の山かげにある美しい
修法ケ原外人墓地に移されました。
新しい墓地は 松などの樹々にかこまれた自然のただ中にあって
 魂の憩うところとしては よりふさわしい
地といえましょう。
そこへは市街地から山間をうねりながら修法ケ原に達するドライブウェイを
バスで行くことができます。
昨年はまた1899年にできた春日野外人墓地の移転もすみました。
これで神戸にある両墓地は修法ケ原に集められ将来埋葬は
すべてここで行われるでしょう。
日本の有名な木版画家川西英氏は この港町の風景のよい場所の
一つとなる修法ケ原の小野浜区域を
極めてすぐれた画にされています。

阪神国際委員会委員長 A.N.Petersen(デンマーク)


阪神国際委員会というのを調べてみましたが、わかりません
でした。
当時、神戸に住む外国人のそんな機関があったのかなと。
子供の頃、再度山には外人墓地があると聞いていたので
遊びに行ったときにどこにそんな墓地があるのかと
周りの山々を見回したことがあります。

神戸で活躍されたグルームさんをはじめ、たくさんの馴染みの
外国人の方が今も静かに眠っておられるのですね。
by kobeport | 2008-11-30 11:24 | 神戸 | Comments(0)

須磨寺のセクシー狛犬

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狛犬?狛獅子?
須磨寺はいろんな面白いものがあります。
なんでも住職さんが変わってから変わりだしたと
昔、母が言っていました。

そしてどんどん今も変化をとげていきます。
いくたびに新しいものが増えています。(笑)
by kobeport | 2008-11-28 23:09 | 神戸 | Comments(6)

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7 修法ケ原
神戸背山随一の幽邃境。
追谷口からドライブすると15,6分で行ける。
奥深い森林地帯だ。
再度山修法ケ原という名は 弘法大師が一度ならず 
二度までもこの地を訪れて
真言秘密の法を行じたところから来たものらしい。
山上に大竜寺という寺がある。
山一帯は椎の原始林。
八葉の蓮華の重なり合ったような山のふもとに池がある。
夏はボートで賑わう。
赤や白 ボート漕ぐ 若い男女の服の色が真っ青な
水にゆらめいて美しい。
森林植物園 教育植物園なども近くにあるし ハイキングには
好適の場所だ。
恋を語るにもよく 人生永遠の憩いを想うなら 程近き外人墓地に
足をはこぶがよい。
せっぷんが一度で物足りないと同じように 再度山の魅力は
二度も三度も行かずにいられないところにあるらしい。

神戸市史編集委員長 小倉 敬二


今よりにぎやかな修法ケ原の様子です。
今は再度公園です。
by kobeport | 2008-11-28 22:30 | 神戸 | Comments(0)

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6 布引水源池
遠来の客があると 私はいつも再度・摩耶・六甲と神戸の
背山を縦走するドライブ・ウェイへ案内する。
たれもが賛嘆の声をあげ 十分に楽しんでくれること
請け合いだからだ。
そのドライブ・ウェイを登りはじめて間もなく現われるのが
この光景である。
樹の緑 湖の青 はるかに煙むる街並みと港。
季節によって時間によって その色の変化する
さまがすばらしい。
最近 向う側の山にゴルフ・リンクが出来 しゃれたクラブ・ハウスが
建って 新しい趣を添えた。
神戸の水は質がよく インド洋を越えても腐らないとか。
外国航路の船はここでタンクをいっぱいにして出港する。
花崗岩を主体にした地質がよいのだろう。
水源地の下流は古歌に名高い布引の滝。
上流はハイキング・コースが開け「ツェンティ・クロス」と気
のきいた名がついているのも国際港都らしくて面白い。

兵庫新聞社長 竹内 重一


昭和23年、神戸新聞から独立、社名を「神港新聞社」とし「神港新聞」を発行。
昭和34年「兵庫新聞」と改題。
昭和43年 休刊となる。

神戸百景を企画したのはこの兵庫新聞でした。
森本さんはこの兵庫新聞(旧名 神港新聞)の記者でした。

昔は布引貯水池ではなく水源池と呼んでいたのですね。
by kobeport | 2008-11-28 22:25 | 神戸 | Comments(0)

神戸の山の紅葉

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森林植物園にもサンタがやって来ました。

長谷池の周りの紅葉はもう終わっていて、残りの葉っぱが
木々に必死にしがみつく状態でしたが
トゥエンティクロスを下りてきて布引貯水池に着くと
紅葉はとてもきれいでした。

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もうすぐ冬がやってきます。
by kobeport | 2008-11-27 22:07 | 神戸 | Comments(4)
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NO.5 元町ネオン 吉沢 独陽
昔は この銀行の角を山側へ曲がると 自動車も通れぬ
「鯉川筋」となり 国鉄までの中途が"く"の字型になって
 赤煉瓦の建物が有名な「鯉川画廊」で 
その筋向いに「ロゴス書店」があった。
ロゴスは前田という人の経営で全国的にも有名な
古本屋であり 欲しい書物は何でも御座れ
高いが探し出して来てくれるという店で 有名無名の文化人が
目白押しに足を運んでいたものだ。
古本屋で思い出すのは 今の国鉄の高架が 
その昔は路面線で 枕木の柵が相生橋まで続いていて
その柵のかたかげに"夜鷹"がゴザを用意していて 
値切れば「一金十銭也」で商談成立というのだった。
その浜側が古本屋街で名ある店もたくさんあったが 
その店名を記憶していない。
今 この絵をみると 矢張り若い思い出は元町へ走る。
かつてソシャールホールがあったあたりまで取り払って
立派な道路となり 市電の切り替えも済んで 大丸前に
かけては面目を一新して偉観といえようか。
昔は穴門亭が上の角に在って ウマくて廉かったので
 よくかよったものだった。

詩人 吉沢 独陽


吉沢独陽(1903-1968)。信州の生まれ。

荒鷲に 吉沢独陽
世紀の地図を縦横に截りまくる
荒鷲

大空の一点より
一億の喊声となり
世界を席捲する軍靴の炎(ほむら)

皇士は安泰なり
粛然と襟を正し、深く頭(かうべ)を垂れ
未だ征かざる兵(つはもの)われら
米英撃滅の剣をかざして ・
卿が偉勲の背に東亜民族共生の歌をかん

吉沢独陽氏とは、こんな詩を書かれた方です。

元町の風景も今とは大分違っていたのですね。
by kobeport | 2008-11-27 21:25 | 神戸 | Comments(0)