2005年 08月 17日
地震からの生還
この14秒で何ができるか。
東海地震では縦揺れがあってから横揺れの大きな揺れまでに40秒くらいあるだろうといいます。
この40秒で何ができるか。
即、この揺れをなんらかの行動に変えなければいけません。
どこかに連絡を取ってそれから行動では遅すぎます。
この縦揺れをすぐ何らかの行動に移せるように。
街角にいたるところ非常用にスピーカーを埋め込みます。
そして縦揺れを感知したらすぐ自動的にそのスピーカーから避難命令を出すようにします。
逃げることができなくても身構える余裕があるだけでも違うと思うのです。
家の倒壊に至るのはもう運としかいいようがありませんが、少なくとも危険な家具から身を守ることができます。
火を消すこともできます。
そしてあらかじめ決めておいたお年寄りの家、体が不自由な人がいる家、そのスピーカーが聞こえないような家の方に声をかける人をご近所で決めておきます。
そしてすぐ安否確認をします。
うう~自分の頭の中では段取りよくいくのですが~(^^ゞ
本震が来るまでの僅かな時間に、どれだけ瞬間的に警戒感を伝達出来るかどうかで、被害の結果も数%から数十%は軽減出来るんでしょうね。 比較論ですから、最悪な結果があってこそ、今回は被害が軽かった! と喜べる訳ですから、実際の地震時に、その警報がどれだけ効果を出したのかを 評価するのは難しいとは思いますが、絶対にやらないにこした事はないですよね。
ユレダスのようなものが欲しいです。
たとえ何もできなくても身構えるだけでも違うと思うのです。
一歩、その場所を避けることができるだけでも違うと思うのです。
震災の時でも隣に寝ていても明暗が分かれました。
体ひとつ動かすだけで、身構えるだけでも。
そんなのができたらいいなぁと、ずっと考えているのです~
という目標を持って、進めて欲しいですね。 話には聞いた事があります
が、携帯電話にメールを一斉に送る というのも研究されているとか、い
ないとか。。。 直下型地震では時間的に厳しいですけど、東南海、南海
地震の時には、十分に時間的な効果を期待する事が出来ますよね!
街角でも情報を発信し携帯電話でも。
こんな地震の巣の国に生まれ合わせた私たち日本人から世界に、私たちはこんな風に地震に立ち向かって身を守るすべを考えたということを発信したいものです。
瓦礫に向かって泣き叫ぶ姿はもう見たくないです。