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阪神高速の資料保管庫

阪神高速が阪神淡路大震災で被災した経験を伝える「震災資料保管庫」が
東灘区深江浜町にあります。
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いつもは見学するためには予約が必要なのですが、昨日と今日は予約なしで見学する
ことができました。
深江駅からシャトルバスも出ていて助かりました。
1.17も近いのでたくさんの方が見学に来られていました。
写真は阪神高速の被害状況です。
被害の状況を色分けしていて、赤いところが甚大な被害をうけたところですが
橋桁は赤でなくともそれを支える橋脚はたくさんのところが赤になっていました。
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実際に復興にかかわった元職員の方が語り部として話をしてくださいました。
橋桁が落ちているところや壊滅しているところは、もう撤去しかないのですが
一見、なんとか支えているような橋脚の補修はどのようにしたらいいのか
前例のない被害に職員の方たちは試行錯誤しながら復旧作業にかかりました。
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実際に破損した部分が展示されているので、非常にわかりやすい
説明です。
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鉄で作られている橋脚がこんなになってしまうなんて信じられないことです。
しかし、復旧予算や一刻も早い工事の完成のため、いろんな知恵で当時を
乗り切りました。
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これは提灯座屈といって上下に押されてへしゃげています。
当時は信じられない光景があちらでもこちらでも見られたのでしょう。

そして、当時の展示物とともに、これらの経験をふまえて未来への構造物の提案も
されています。
強度を高めた構造も大事ですが、どこか壊れる、変形するところを作り、構造物を
壊す力を逃がすという観点から、新しい形の橋脚などが考えられています。
自然の力は途方もないです。
でも今までの経験から新しい対策を考える力を人は持っているんだな、自然に比べて
ちっぽけな人間だけど頭を使ってがんばろう!皆!と思いました。

by kobeport | 2019-01-13 22:08 | 阪神淡路大震災 | Comments(0)