2016年 03月 10日
須磨の歴史と文化展 市立博物館
3月21日までです。
まだまだあると思っていたら、あっというまに最終日が近くなってきました。
こんなにあるのかとびっくりしたのが、須磨寺、妙法寺、勝福寺などに
納められている仏像や曼荼羅などの仏画です。
鎌倉時代からの古い歴史を持っています。
髙取山も幕末の頃、さかんに石炭が掘りだされていました。
明治になってよりさかんになり、終戦の頃まで続いていました。
髙取山周辺から掘りだされた石炭も展示されていましたが
石というより木に近い感じがしました。
質はあまりよくなかったようです。
そして、一番興味深かったものが住友別邸のコーナーでした。
今の須磨水族園のあたりは広大な住友家の別邸があったところでした。
今でも門柱は残っていますが、写真ではその門柱の向こうに
りっぱな建物が建っています。
住友別邸に関しては次のサイトが詳しいです。
http://www.nikken.co.jp/ja/archives/history/02_04.html
今回、つい最近発見されたという、6分くらいのビデオが公開されていましたが
本当に貴重な映像でした。
それは英国帝国戦争博物館で発見された英国のアーサー王子が神戸の須磨住友別邸に
招待された時のもので、車で到着する王子たち一行や須磨海岸で地引網を
鑑賞し楽しむ風景でした。
須磨海岸は今と変わらず、ああ、あのあたりだなと思わせる雰囲気が
ありました。
その貴重なビデオは次のサイトの7本目のビデオの後半あたりから
出てきます。
http://www.iwm.org.uk/collections/item/object/1060022917