2012年 07月 13日
神戸市危機管理センター
ここは旧居留地の97番。
危機管理センターができるまでは市役所の3号館でした。
この地の歴史は次の通りです。
旧居留地97番
危機管理センターの入り口には明治時代の居留地時代のヘリヤ商会茶再製場の
図解入り説明が付けられました。
これは市役所3号館を撤去した跡、発見されたものです。
こんなふうに解説してくださっていて本当によくわかります。(*^^)v
センターの南西の一角に危機管理資料室が設けられていて
日・祝日をのぞいて一般に開放されています。
地震、津波などの災害に対する日ごろの備えの資料があり、
非常持ち出し袋に入れるものなどの現物の展示、AEDの見本などがあり、
参考になるものばかりです。
その中で、アンパンがありましたので、これはどれくらい日持ちがするものか
お聞きしたところ1カ月とか。
それゆえ、このセンターに展示するには期限が切れる前に食べる必要があり
けっこう大変ですとのことでした。(笑)
いや~やっぱりアンパンは備蓄品としては失格なのでは?(^^;
そして今までは地震しか頭になかったのですが、昨年の東北の震災以来
津波の恐ろしさを知り、資料も津波に関するものが非常に多くなっていました。
このセンターを建てるために土を掘り下げて調べてみると、江戸時代の津波の跡が
でてきたということです。
市役所の場所まで津波が来たのですね!
この場所に危機管理センターができたことは非常に意義があることだと
感じました。
津波の高さを表示しているのですが、一口に3mといっても身震いするような
高さでした。
破壊力のある津波ですから、単なる高さだけではありません。
その恐ろしさは測り知れません。。。(>_<)