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JAXA タウンミーティング in KOBE(神戸青少年科学館)

1時半から4時まで開催されたJAXAタウンミーティングでは
JAXA理事長の立川敬二氏と的川泰宣氏の話題提供のあと
意見交換会が持たれました。

タウンミーティングとは一方通行の講義ではなく、参加者と直接話を
しながら意見を交換する新しい形の意見交換会だそうです。

今回はJAXAの経営陣を代表して立川先生、宇宙航空分野の専門家を
代表して的川先生が来て下さっていました。

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話題提供は立川先生から「日本の宇宙開発」について。
的川先生からは「『はやぶさ』と日本の今」についてでした。

いろいろ面白いお話が聴けたのですが、こんな感じです。

★どうして「はやぶさ」の名がついた?
最初は「アトム」という名が有力だった。
これは的川先生がずっと押していた。
手塚治虫さんの「鉄腕アトム」は2003年4月7日が誕生日。
「はやぶさ」の宇宙への旅立ちも2003年ということにも因縁を感じて。

しかし、JAXA内で、アトムというのは原子爆弾を連想しないかと
いう声が出て、的川先生が広島出身ということもあり、これはよくない
かもと弱気になられます。(笑)
また海外では「鉄腕アトム」は「アストロボーイ」として知られ
「アトム」では鉄腕アトムを連想しないだろうということでボツに
なります。

「はやぶさ」という名は獲物を目指してさっと飛びだし
戻ってくるイメージがこの小さな探査機にぴったりではないかと「
はやぶさ」に決定されました。

ちまたには戦闘機「はやぶさ」の開発にかかわった日本の航空技術の父、
川博士にちなんだのではないかと言われることもあるけれど「いとかわ」命名は
「はやぶさ」が地球を出発したあとなのでこれは違うそうです。「アトム」という名では「鉄腕アトム」を連想しないだろう。
なぜかというと海外では「鉄腕アトム」は「アストロボーイ」で知られているので。

★日本の宇宙開発の予算が足りないということ
日本の宇宙開発はあまり資金がないのでいかに資金を集めるかが課題。
しかし、適度にビンボーであると、頭を絞る。
これがよい結果をもたらす。
ビンボーでもまったくのビンボーではだめで、適度なビンボーがよい
というのが印象的。(笑)

★研究家には変わった人が多い。
いろんな面白い方がおられるそうです。
だいたい糸川博士も相当な方だったそうです。
研究に没頭されるような方は、あまり身もかまわれず
きっと頭は宇宙のことでいっぱいなのでしょう。(笑)

たとえば、ある方はスーツを脱いだらハンガーが出てきた。
ハンガーにかかったまま服を着られたようです。
どうりで肩が凝ると思ったと言われたとか。

二重にネクタイを締めて研究所に来られる方もいた。
シャツの上にネクタイ、上着を着てもう一つネクタイ。

その他たくさんの楽しいお話を聴くことができました。

最後に「はやぶさ」帰還カプセルの展示資料で、「イトカワ」の
大きさを解説しているものがあり、印象に残ったものがありました。
その資料を撮影できなかったので正確には描けてないのですが
ポートアイランドで大きさを描いていたので覚えていました。
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黄色の楕円で描いたくらいの大きさです。
宇宙の中では本当に小さな小惑星「イトカワ」。
やっとイメージできました。(*^_^*)
by kobeport | 2011-01-31 23:07 | 神戸 | Comments(0)