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アシックス スポーツ ミュージアム 開館

ポートアイランドにアシックスのミュージアムがオープンしました。
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ミュージアムの外には「栄光の樹」が植えられています。
これは1936年のベルリンオリンピックの時三段跳びの
田島直人選手が金メダルを取ったときに表彰式で一緒に
贈られたドイツ柏の2世だそうです。
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ミュージアムは2階建てで、2階にイチロー選手のシューズの
進化の様子がわかる展示があり、興味深いです。

1995年のイチロー選手の靴の重さは280gでした。
2000年の少し前までは300g~400gを超えるものも
ありました。
しかし、イチロー選手はアシックスにもっと軽いものをと
要求し、研究の結果、280gを切る重量のシューズが
できあがりました。

アシックスはもうこれが限界とイチロー選手に言ったそうですが
彼はアシックスさんならもっと軽いものを作れるはずと。

試行錯誤の結果、それこそぎりぎりの作品、現在は250gの
ものが作れました。
というのも、これはイチロー選手しか履けないシューズなのです。
普通、シューズは人間の足を守る機能がありますが
イチロー選手はその並はずれた鍛え上げられた筋肉で
自分の足は自分で守る能力が備わっています。
それゆえ、普通ならかかとの部分を分厚くしクッションの
役割を果たすのですが(これが重い部分)、彼の場合は
それは必要ないのです。
そして靴底はスパイクの部分を除いては重量をカットする
ために穴がぽこぽことあいています。
(これはうまく説明できないのですが。(;_;)

走るための究極のシューズです。
アシックスは撮影禁止なので写真で説明できず、その様子を
お伝えできないのが残念です。

7月、8月は高橋尚子選手の金メダルなどが特別展示
で、本物を見る機会はめったにないと思いますので
アシックスのミュージアムに是非アシを運ばれたらと思います♪
Commented by またの at 2009-07-12 11:08 x
神戸に腰を落ち着けて頑張っている会社があると言うことは嬉しいことですね。アシックスに続く企業が出て来るのを熱望します。

田島直人に栄を称えて記念植樹をされているのは感心しまます。
ベルリンオリンピックで世界新16m. 優勝したのは、織田幹雄、
南部忠平に続くオリンピック3連覇で戦前の日本陸上の最盛期
がベルリンオリンピックだったと記憶しています。
Commented by massangea2 at 2009-07-12 11:29
ちょうど、10日にここに伺っていました。
イチローのシューズは正面玄関のアシックス受付で、べたべた触ることが出来ますよ~
でも、イチローは契約を1年でしか結ばないそうですね。
そうしたほうがメーカーが努力を怠らないからというのが理由。

この人は経営者にもなれるのではないか?と一瞬思いました
Commented by kobeport at 2009-07-12 23:07
またのさん、会社が大きくなると神戸を離れて
本社を移してしまうのがくやしいですね。
そんな中、がんばっている地元の企業を
応援したいです。
南部忠平さんのお名前は知っていたのですが、田島直人さんは
知りませんでした。
日本陸上もすごかったのですね。

Commented by kobeport at 2009-07-12 23:12
massanea2さん、さすがすぐに行かれましたか。\(^o^)/
なかなか面白いところでしたね。
イチロー選手は自分にもシビアなので、皆納得しますよね。
イチロー選手が引退されたらどんな道を行かれるのか
興味がありますね。
彼の野球解説も聞いてみたいです。(笑)
by kobeport | 2009-07-11 23:49 | 神戸 | Comments(4)