2009年 02月 05日
神戸百景の随想 NO.62 諏訪山より港俯瞰
62 諏訪山より港俯瞰
山から眺めた神戸の港のこの画は その活気と美しさとを
余すところなく描き出しています。
神戸市とともに日本の産業 文化の中心である大阪と京都に
近いという絶好の位置を占めて神戸港は一歩一歩
繁栄への道をたどっています。
わたしたちには近代的なビルの群ー領事館 銀行 保険会社 各
国の船会社のビルが見えてきます。
港に近いビジネス・センターは神戸港の活動力の源です。
そして神戸ほどその港とビジネス・センターが近く手を
にぎり合っているところはまずありません。
貿易額の順位では 神戸が日本で断然ナンバーワンの
外国貿易港であり 巨船を停泊させるに十分な水深をもっています。
わたしはこの絵のすばらしいシネラマを愛します。
この絵はわたしに カルメル山から望んだイスラエルの
ハイファ港の畏敬の念を起こさせるような風景の
ひろがりを思い出させるからです。
真珠商 J.Gotlieb(イスラエル)
神戸港は今や日本一ではなくなりましたが、この諏訪山からの
風景は昔と変わらず素晴らしい眺めの一つですね。
六甲、摩耶から眺めるよりも街が近く、港も近いです。
特に春、桜の頃の風景はぐっと胸にきます。
今年もきっとここから撮ろうと思います!