2009年 02月 01日
サンチカ古本市
こんなものがあると、びっくりするようなものが。
たとえば雲中小学校の明治か大正の頃の卒業アルバム。
3,000~4,000円の値段がついていました。
ちゃんと持っておられた人の名前も載っています。
雲中小学校といえば神戸ではおそらく一番古い小学校だったと
思うのですが、学級写真が映っている背景はどこだろうかとか
いろいろ想像をめぐらしました。
それから個人のアルバムもありました。
屏風畳みの造りになっていて表と裏と両方に家族写真が貼って
あります。
西宮などの阪神間の風景写真などもあり、明治大正の頃の
ご家族の写真がありました。
おそらく所蔵されていた方も亡くなり、こんな市場にでまわっていると
思われますが、けっこうな価格になっていました。
その頃の時代の研究には貴重な資料となるのかもしれませんね。
私は何度も図書館で借りては読んでいた大好きな本を見つけ
ました。
「海鳴りやまず 第一部 神戸近代史の主役たち」です。
これは神戸新聞創刊80周年記念で出版されたもののようで
1,500円のを1,000円で手に入れました。
開港の頃の神戸、川崎正蔵と川崎造船、村野山人、金子直吉など
神戸が力をつけてくる時期のことで、何度読んでもワクワク
する本です。
非常にうれしいです。\(^0^)/
古本屋さんもあまりのぞくことがなかったのですが、後藤書店も
なくなり、またサンパルにあった古本屋さんもいつのまにか少なく
なっていました。
古本には、ちょっと掘り出し物を見つけるかもしれない
ワクワク感がありますね。
「月刊神戸グー」を毎月楽しみしています。
「街角今昔」のシリーズで、古い神戸の家並と今の両方を掲載しています。
1月号は、元町阪神ビルでした。最近のものは保管しています。
2月号をゲットしに行かねば。
私がSFマガジンの創刊号を入手したのも元町の黒木書店でした。
今は元町には古本屋が1件。東の端はドラッグストアになっています。あそこは昔は、丸善があったところ。神戸の「文化」が少なくなっていくのはさみしいですね。
高架下の古本屋は主に漫画を買いにいきます。(笑)
今度は「ふるほんほりだしいち」が3月6日~8日
まで兵庫県古書会館であるそうです。
年3回の特別企画だそうですが。
古書会館なんてものがあるのも知りませんでした。(^^;