2008年 08月 22日
ディスカバー灘駅のポスター
まだ跨線橋は残っています。
2004年11月にディスカバー灘駅キャンペーンというものが
執り行われました。
やがて取り壊される灘駅の魅力を再認識してもらい、人々の記憶に
残すために灘駅のポスターが作られたのです。
その後の灘駅のイベントのときに、跨線橋を上る階段に飾られたのですが
それがとても胸打つもので、そのものずばり記憶に深く残される
ものでした。
デジカメで撮ったもので字がよく読めないものもあるのですが
写真も添えられた文もとてもよかったです。
機会があればまたあのポスターに出会いたいです!
JR灘駅 「そうだ、灘駅に行こう」 のポスター
「軒下のお洒落」
改札正面、ホーム側の細長い空間にある小さな軒。
その軒を支える腕にも細やかな意匠がほどこされています。
見えない所の小さなお洒落。
控えめな灘駅の小さな魅力です。
「王子プールの帰り道、振り向けば青い空」
これは添えられた文字が読みにくくて判別できないところが多く。。(泣)
「1896年英国生まれ、灘育ち」
ホーム上屋は古い英国製のレールで作られています。
よくみると「1891」と刻印されたものも。
長い年月を送ってきたものだけに与えられる美しさ。
100年間、ご苦労さま。
「初めて、一人で電車に乗った日」
ギシギシと音を立てながら上がる階段。
跨線橋の中はまるで竜のお腹のよう。
今の建物ではなかなか味わえない。
懐かしくて不思議な空間です。
「工場のサイレンと教会の鐘の音」
「大正、昭和、平成 通り過ぎたたくさんの物語」
「震災前の静かな朝」
添えられた文が読めたところは写真の下の文章です。
このポスター、もらいたいくらいです。
なくなってから気づいても遅いのでしょうが、いまは「耐震性がない」という天下御免の短い言葉で処理されてしまいますので、保存の活路を見出すのも難しいことになりました。
残念です。
新駅舎も外観は似せて作るようですが、この感じはでないでしょうね。
そういえば、自転車置き場のあたりに線路下の通路があったと思うのですが、まだあるのだろうか?
確認するの忘れた。
そんな私から見ても、このポスター、特にコピーは心にしみるコピーばかりですね。このコピーライターできる人とお見受けします。
読めないといっても大部分は読めるのですが、一部が
判読できません。
駅でこれを見て夢中で写真に撮ったのですが、今一
ピンボケで。(泣)
ぐっとくるコピーと写真ですね!
テキスト、お願いしてもいいですか?
とてもうれしいです。
新たな灘駅プロジェクト、どんなのか楽しみです。
神戸に、灘にnaddistさんがいてくださって
本当によかったです~\(^0^)/