2007年 07月 19日
自衛隊のお風呂
蒸し暑い梅雨時、お風呂に入れないのは本当に辛いことだと思います。
阪神淡路大震災の時は冬だったので、少々入れなくとも我慢はできましたが。
神戸の時は1突でオープンでした。
ちょうど先日、ハーバーランドで開港140年の神戸港の写真展が開かれて
いた時、この写真がありました。
男女日替わりで、自衛隊のお風呂。
中は広くてとてもテントの中だとは思えませんでした。
寒い寒い日で、日が暮れて雪もふってきましたが、お風呂を待つ
間、バスを用意してくださいました。
その中で順番を待っているのですが、ここがお風呂だと示すために
自衛隊の方が直立不動で降りしきる雪の中を立って
おられました。
あたたかいお風呂。
外はあんなに寒いのに中は湯煙でみえないくらい熱い湯。
確か、ポーアイの小学校でも自衛隊のお風呂がオープンした
ことがありました。
今、新潟の被災地では自衛隊第三師団の「六甲の湯」がオープン
しているそうです。
湯につかっている間だけでも怖かったことを忘れてほしいです。
飲み水もですが水洗トイレも困りました。
神戸の時は一ヶ月くらいガスが通じず、風呂に入れず原始生活してました。
人間って適応能力があるのか慣れるのか、生命力があるのかないのか
不思議な感じです。
空気や水、食物、トイレ、寝床等々色々と生きるのに必要なものって
原始時代と基本的にそう大差ないようにも思えます。
知恵と助け合いで乗り切って欲しいです。
僕は残念ながら利用しなかったのですが。
初めて風呂に入ったのは12日後でした。 親戚の家で。
不便な生活でしたけど、今はあんな頃があったな〜と しみじみと思い返すようになりました。
さて給料日が過ぎたら義援金で協力だ あの時の恩返しになればいいなぁ
神戸の時は冬でしたから少々お風呂に入れなくともなんとも
なかったですが、今の時期は辛いです。
自衛隊のお風呂は各地の温泉のお湯を船で運んでくださった
すごいお湯でしたよ。
自分は、実際には被災してないですが、1週間後に知人の援助で、有馬温泉に行ったのが、家族最初のお風呂だったんですね。
冬だからその点は良かったのかも。。。
さぞかしほっとされたことと思います。
まさに神戸の奥座敷、有馬ですね。
最高の湯、忘れられませんね。
この一番暑い時に、お風呂がないのは本当に大変な
ことです。(泣)