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開港140年記念歴史シンポ

ハーバーランドで面白いシンポがありました。
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「7月7日午前11時30分頃、時空を超えて幕末維新の立役者が
神戸空港へ着陸!!」

う~ん、皆さん、同じ飛行機で到着されたのでしょうか。

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お話自体は幕末から江戸城明け渡しのときのいきさつ等
のことを子孫である方たちに語っていただくというものでしたが、
期待した子孫ならではのかくれた秘話のようなものがあるのか
と思っていましたが、実際はあまりなかったです。(笑)

そりゃそうですよね、子孫と言っても皆さんそんな幕末のいきさつは
私達と同じように本からの知識のようです。

そんな中で勝さんの子孫である勝芳邦さんがおっしゃったことが
興味深いものでした。

薩摩長州が江戸に攻めてきたとき、あとの食糧を絶つために
江戸を焼き払うといった事態を想定して江戸の火消しに火を
つけまわるように命じることも考えたそうなのです。

そのときは江戸の民を千葉の方に移し、それから火をつけるという段取り。
そして徳川慶喜を逃がすために黄色い袈裟も用意されていたというのですが
勝さんが家の中の古いものをごそごそと探していたときに、それがでてきて
ひょっとしてこれがそうなのかなと思ったと話されました。

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それぞれの皆さんの経歴も面白く、徳川さんは今は徳川記念財団の
理事長をされていますが、それまではずっと日本郵船の会社で港湾に
かかわった仕事をされていました。
そして神戸港のこともよくご存知で神戸港で仕事をされたことも
あり、非常にうれしかったです。

そして何と、神戸市役所には少し前まで坂本龍馬の子孫がお勤めに
なっていたそうです。\(^0^)/
Commented by ふくだ at 2007-07-08 21:09 x
徳川さんの日本郵船時代の同僚に前田利家のご子孫もいて、その上司が、「徳川と前田の当主を使うのは豊臣秀吉以来、おれが初めてだ」と喜んでいた(?)という話を聞いたことがあります。

勝家は慶喜の子を養子にして相続したので、今の勝家のご当主の曾祖父は徳川慶喜になります。で、徳川宗家の今のご当主は、会津松平家の血筋だったりします。お偉いさんの家系は訳が分かりません(^_^)
Commented by kobeport at 2007-07-08 22:06
ふくださん、そうなんですよね。
家系図もパンフレットに載っているのですが、それをみると
海舟の孫娘さんが徳川慶喜の十男と結婚しています。
海舟は長生きしましたから、孫娘のこの結婚のことは承知して
いたでしょうね。
いえ、海舟が後の世に幕府の関係者達との集まりの中で
こんな話をまとめたりしたのかも、なんていろいろ想像して
います。
by kobeport | 2007-07-08 11:04 | 神戸 | Comments(2)