2007年 01月 16日
もうすぐ1.17
1.17
東遊園地では準備が整いつつありました。
もう12年になるのですね。
なくなられた方々の13回忌。
あっというまのこの年月でした。
毎年、お正月が明けると、震災の年のことを思い出します。
家族中をめぐった風邪もようやく収束し、やっと出社できると思った朝でした。
その前の日の夕食も、前の日の月も、はっきりと覚えています。
何年たっても何十年たってもこの年の一日一日ははっきりと思い出すことができると思います。
自分にとっては、あわてて帰省したあの夜の光景は、忘れられません。
神港学園の生徒さん達が整理のボランティアをされていました。 ありがたい事だなぁと思いました。
実際に目にされた光景は信じられないものでしたでしょうね。
今から思えば、皆信じられない状況におかれていながら非常に落ち着いていたなぁと思います。
そして奇妙な連帯感が生まれていました。
道を歩いていたら車の中からお弁当を分けてくださったり。
心強いですね。
これからのこの街をになう人たちがそうやって震災のボランティアなどにかかわってくださるのが一番うれしいです。
できることなら1.17には皆で何らかのボランティアをやりたいですね。
あの日、岡山出張のため新幹線に乗る予定でした。
被災地では多くの方々が尊い命を失われました。
私は何故か生きているのです。
生まれ故郷、神戸を見守って生きていく、それだけしかできませんが。
今日は一日、鎮魂の日です。
今日 この日に聞く 「千の風になって」は動揺なくして聞けません・・・。
私の知人のご主人も家に帰れず着替えもせずに走り回っておられたので
奥さんが自転車で三宮に下着を届けに突っ走っていかれました。
そんなお父さんの姿を見ていた子供さんもその友達もきっと心に
その姿が焼きついているでしょうね。
大きな大きな姿ですね。