2006年 03月 19日
須磨ベルトコンベアー
あしたたぶん撤去ですね。
ここが目印で砂浜を歩いたこともありました。
どういうわけか、暑い日ばかりで。
このわずかな砂浜にできる影がありがたく、風に吹かれたことも。
頭の上のコンベアが何であるかも意識せずに。
山から海へ土を運び続けて、島を作りました。
今、自分のいるこの土地を。
長い間おつかれさまでした。
あした、もうこの風景ではないのでしょうね。
「山、海へ行く」といったスローガンも今は昔ですね。
それから近くの方はゴトゴトなる音も聞こえていたといいます。
もう生活の一部になっていた音がなくなって、窓の風景もかわって。
「山、海へ行く」の物語はポートアイランドの小学生が年々つないでいく港島太鼓に歌われています。
もう物語のひとつになってしまうのですね。