2017年 08月 18日
神戸と難民たち 神戸文書館
開催されています。
1940年(昭和15年)~41年にかけて杉原千畝ビザにより多くのユダヤ人が
神戸に滞在しました。
短い期間での滞在ですが、その場所は本当に広い範囲の地域で
多数の人たちが散らばって次の出国までの時間を過ごされたこと
がわかります。
ユダヤ人の方たちはシベリア鉄道でウラジオストクに向かい
そこから船で福井の敦賀、鉄道で神戸までたどり着きました。
その数は神戸新聞によりますと、4,467人。
文書館ではその間に市民がユダヤ人とかかわった情報を求めています。
今まででもたくさんの情報が寄せられていました。
垂水まで布地を売りにきたユダヤ人の記憶、地元民と一緒に
撮影した写真、小学生の時に見たユダヤ人たちの様子など
そのころ、どんなふうに神戸で滞在されていたかを想像できる
情報です。
貴重なそのころの記憶を確実に残す活動をされていました。