神戸の映画、ドラマ その1

「神戸書いてどうなるのか」安田謙一さんの本にはたくさんの神戸を舞台、
あるいは神戸でロケ、神戸に関係する映画が出てきます。

忘備録のために記録します。

1958年「赤い波止場」日活アクション映画
    主演は、須磨で生まれた石原裕次郎。監督脚本はこれも神戸出身の
    舛田俊雄。
    上下白のスーツにサングラス、咥えたばこで神戸港の倉庫街を歩く
    裕次郎。
    港まつりで龍が舞う南京町は残念ながらセット撮影だそう。
    三ノ宮駅前のロケ撮影では新聞会館(現ミント)が見える。
    国際会館の地下からの階段にも当時の「風速40米」
    「酔いどれ幽霊」など当時公開の邦画タイトルが見える。
    町の看板に「三悪追放」の文字が見える。
    (三悪とはバイラー(客引き)、売春、暴力)

1958年 「麻薬3号」原作五味康祐
    元町界隈などオール神戸ロケ。
    主人公地元のやくざに扮するのは長門裕之。
    メリケン波止場、モダン寺、栄光教会、須磨浦公園の
    ロープウェイ。三宮高架下の「茶房ジャヴァ」

1959年 「ゆがんだ月」
    主演は長門裕之と南田洋子

1960年 「黄線地帯 イエローライン」石井輝男
    神戸を舞台としたフィルム・ノワール。
    残念なことにロケは横浜。

1967年 「虹の流れ星」渡哲也主演
    暴力団の親分を射殺した渡哲也は神戸に高跳びする。
    神戸で地元の用心棒をして日々を凌いでいるところ疾走した
    婚約者を探して浅丘ルリ子が現れる。
    二人が東遊園地や県庁前を歩くシーン。

1968年「吹けば飛ぶよな男だが」松竹映画
    小沢昭一の講釈でつづられていく物語。
    大阪で騒動を起こしたチンピラのなべおさみ、その舎弟の
    佐藤蛾二郎のコンビニに九州から出て来たばかりの緑魔子の
    3人が神戸に逃亡する。
    ケーブルカーで六甲山へ。カンツリーハウスでパターゴルフ。
    福原のトルコの店の主人がミヤコ蝶々。福原の風俗街がでてくる。
    店内のジュークボックスから「花は遅かった」がかかる。
    大丸前のメーデーの行進、神戸臨港線の線路、神戸タワー
    (ポートタワーではありません。ポートライナーに乗っていると
    観光客がしきりにポートタワーを「神戸タワー」と連呼する。(';'))
    菊水町にあったころの拘置所。

1968年 「ウルトラ警備隊西へ」 1月7日、14日の2回 
    「東洋一のマンモス港、神戸はいま、侵略の嵐を前に深い眠りか
    ら目覚めようとしていた。」と、こんなナレーションで始まる。
    関西地方で地球防衛科学班の要人たちが次々と暗殺される。
    危機が予想される六甲山での防衛会議をウルトラ警備隊が警備する。
    ウルトラ警備隊の乗ったポインター号は
    「シークレット・ハイウェイ・ルート9」を西に向かう。
    このルートは1967年に開通したばかりの六甲山トンネルをロケ使用。
    新六甲大橋を渡り表ドライブウェイを登っていく。
    ウルトラセブンとキングジョーの対決でまだ完成から5年たっていない
    ポートタワーが登場。
    キングジョーが神戸港の船をぽいぽいと投げ散らかす。

1969年 テレビドラマ「マザー」
    全編神戸ロケ。花電車が市街地を走る「みなとの祭り」で
    にぎわう神戸。熊内幼稚園も出てくる。

1970年 「暴力戦士」石井輝夫
    神戸を舞台の一部として撮っている。
    六甲山で行われたロック・フェスティバルの会場で
    東京から来た不良グループ「ストリート・ファイターズ」と
    神戸の暴走族「ドーベルマン・キッド」の抗争が起こる。
    ローラースケート集団が田中健と岡田奈々を襲う
    アクション・シーンは表六甲ドライブウェイ。

1981年 「風の歌を聴け」 村上春樹原作
   ビーチボーイズの「カリフォルニア・ガールズ」が流れる中で小林薫が
   港の近くを歩き回る。
   真行寺君枝が元町商店街のレコード屋でバイトしたり。
   監督は大森一樹(村上の芦屋、精進中学校の後輩)
   神戸、芦屋、西宮への思い入れを詰め込んでいる
   1976年5月15日の神戸まつりの暴動もエピソードで書かれている。

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by kobeport | 2017-07-31 21:11 | 神戸 | Comments(0)