2017年 06月 26日
あのとき神戸にこんなものがあった! ~2002年12月23日 NTT天文通信館
近辺には十国展望台もあったのですが、これも施設の老朽化で
入口を入ったところに次のようなメッセージが掲げられていました。
六甲天文通信館 誕生
電話事業満100年を祝い 国際都市みなと神戸を望む
六甲山上に
最新鋭天体望遠鏡を据える
ここNTT六甲無線施設は 電波の交差点
数多(あまた)のアンテナをとおして
メディア信号群が行き交う
「六甲天文通信館」
1000万ドルの夜景の上 遥かにきらめく星座を追い
ドームのスリットを開ける
50センチのレンズの力は 数億光年の彼方の天体にも 夢を馳せ
私たちの目に宇宙の神秘を
無辺虚空の一隅の地球で今
新しい時代が 世界の人々に呼びかける
永遠(とこしえ)の平和と万民の幸福を
人間にとって 地球はかけがえのない天体
数億年を経た生命(いのち)の歩みを
護りはぐくむ責任を負って 母なる宇宙に誓おう
星たちとのメッセージ交歓
「六甲天文通信館」
所在地:神戸市灘区六甲山町(六甲山頂)