2012年 06月 10日
鹿踊り(ししおどり)新長田公演
先祖供養などにも披露される伝承芸能です。
新長田鉄人広場にて披露されました。
踊ってくださったのは仰山流鹿踊保存会の皆さんです。
鹿踊りの前にエイサーや和太鼓もあり、たくさんの観客で
もりあがりました。
鹿踊りです。
頭に鹿の角をつけ勇壮な踊りです。
千年あまりの歴史があると聞けば、感動です。
頭に長い飾りをつけているので踊りにくいでしょうね!
動画にしました~
踊りの最後に、
ポーズをとって
くださいました。
東北の津波で
衣装も道具も
流されてしまって
もうだめかと思って
いたところ、国立民族
博物館の協力もあり
鹿の角も届けられ
今回の披露となった
そうです。
<追記>
鹿の角はちゃんとついているのに、どうして長い2本の飾りものが
ついているのだろうと思っていましたが、次のような記述がありました。
鹿踊りの装束の最も特徴的とも言える「ササラ」は、一見すると鹿の角のようにも
思えますが、頭にはちゃんと立派な2本の鹿の角があります。
ですから、「ササラ」は鹿の角ではなく、「腰差し」、「腰竹」、
または「ヤナギ」とも言い、おそらくは御幣(神具の一つで、神の結界を示すもの)
を象徴していると考えられています。
鹿踊りのルーツと独特の装束の謎に迫る