2012年 02月 04日
「よみがえる兵庫津 歴史講演会と琵琶演奏会」
講演会と演奏会「琵琶で織りなす平家物語の世界」が
ありました。
14時からということで30分前に行けば大丈夫かな?と思ったのですが
甘かったです。
先着200名ということでしたが、もう講堂はいっぱい。
あとは能福寺の境内にて、寒い風が吹き抜けるところでモニターを
見ながらということでしたが、熱心な方々が多く外もいっぱいに
なりました。
田辺先生の人気はすごいです。(*^_^*)
今日は、平清盛の命日ということで、清盛ゆかりのこのお寺での
講演会となったようです。
能福寺には、いろんな史跡が多く今度もう少し気温が上がれば(笑)
ゆっくり来たいと思います。
何回か散策に来ているのですが、そのたびに新しい発見があります。
今年は大河ドラマ「平清盛」の放映で、神戸の街も清盛関連で
大にぎわいです。
前に来た時にはなかった?「平家源氏将兵戦没者五輪供養塔 境内出土 鎌倉時代」
というのがありました。
源氏平家というのではなく、「平家源氏」と書かれていたのが
面白かったです。
さすが、神戸。
また、境内には「神戸事件」で切腹させられた滝善三郎の顕彰碑が
あります。
辞世の句が悲しいです。
きのふみし 夢は今更引かへて 神戸が宇良に 名をやあげなむ
境内には清盛茶屋というお茶席もでき、清盛の時代の食卓にのぼった
という食べ物とお茶とが500円でいただけます。
今日は本当に寒くてカチンコチンになりましたが、お世話くださった
皆さんには熱いお茶を何度も配っていただいたり、境内のあちこちに
ストーブを焚いていただいたり気配りがありがたかったです。
最後の琵琶演奏は筑前琵琶ということで、物悲しい音色が平家物語の
ストーリーのナレーションとマッチしてとても雰囲気に浸れました。
この琵琶演奏も講堂で行われたのですが、外の境内に映像とともに
音色が流れ、これはひょっとして講堂の中で聞くよりも境内で
聴く方が雰囲気が出たかもです。(笑)
演目は、
「祇園精舎」「若き敦盛」「那須与市」
平家物語原文の美しい文体が、そのまま活かされた古典曲。
素晴らしかったですね♪
しかし、それにしても寒かったです~。。。(>_<)