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六甲枝垂れ 内側

さて、六甲枝垂れの建物の中に入ります。
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外から中へはゆるやかな螺旋になっていて、
途中北側の風景を見ることができる
山の展望所(風穴)があります。
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ちょうど神戸大学の百年記念館のように
風景を切り取る額縁のようになっていて
夏には山の新緑、雨の降る日には雫のカーテン、
冬季には氷柱(つらら)、氷筍などが
観測できる試みがなされているようです。

う~ん、すべて見てみたいですけどなかなか
こんな風景を見る機会は少ないでしょうね。
特に冬季の六甲山は登る機会が少ないです。
氷の祭典の時に、運がよければ見れるかもです。
今年の氷の祭典の時には、本当に
素晴らしい六甲の風景が見られました。
そんな日に行けば。。。♪
うっ!さぶ~

山の展望所を過ぎていよいよ中に入ります。

中は風と空の展望所(風室)。
下部は風の椅子と融水水盤。
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上部は天井が吹き抜けになっていて六甲山に
吹く風の速さやその力を利用して
空気を取り込み、「幹」の上部から空気を排出する
という自然換気が行われています。

上部を見上げてみると。。。
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融水水盤は冬季に「氷室」に保管された氷が
解けて水を貯えています。

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そして、本当にびっくりすることに、風の椅子からは
「氷室」を通して冷却した風が座った場所の両側から
優しく吹いてきて、じっとしていると寒くなってくるくらいです。
まさに天然のクーラーです。\(^o^)/
こういうのは街中でも応用できないでしょうか。
by kobeport | 2010-09-01 20:26 | 神戸 | Comments(0)