2009年 09月 05日
ハイカラ神戸幻視行
ある西秋生氏の講演会がありました。
雫石さんにもご案内いただいていた講演会です。
「ハイカラ神戸幻視行」は神戸新聞に今も連載されています。
それが本になりました。
副題は「コスモポリタンと美少女の都へ」
神戸を愛したイナガキ・タルホや竹中郁の世界です。
この本の表紙がとても素敵で、本屋さんに並んでいたときに飛び付きました。
この「ハイカラ神戸幻視行」にぴったりのイメージで、ちょうど風見鶏の館が
見える北野の風景で石畳や流れ星がなんとも幻想的な雰囲気です。
西氏もおっしゃっていましたが、北野は観光客であふれる道筋を
離れると今もこんな狭い道がどこかしこにあって、夕方ともなると
イナガキ・タルホが愛した昔のロマンチックな神戸の雰囲気に浸れます。
あ、あんまり ぼぉ~っとたたずんでいたら、犬に吠えられます。(>_<)
西東三鬼やタルホなどが書いた神戸の本を読んでないので
今度は読んでみようと思いました。
講演会が行われた文学館は元関学のチャペルで、天井が高くチャペル特有の縦長の
窓から外の木々の緑が美しくとても気持ちがいいところです。